🌸桜🌸です。
今回は、1〜1000のタイル並べの作り方について解説しています。
重度発達障害児になぜ、1〜1000のタイル並べを教えるのかについては、「【家庭療育】重度発達障害児に算数を教える必要性を解説」をご参考にしていただけたらと思います。
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【家庭療育】1〜1000のタイル並べの材料
【材料】
2.タイル盤用の厚紙
3.ノリ
4.ハサミ
5.ボールペン
6.マジック
7.物差し
8.鉛筆
1.黄緑色の工作方眼紙
方眼用紙は、タイルを制作するとき、便利です。
2.タイル盤用の厚紙
3.ノリ
この水のりは、ノリを出す太さが調節できるので、使いやすかったです。
【家庭療育】1〜100のタイル並べの作り方
1〜10の黄緑色タイル
1)黄緑色の方眼工作用紙を使って、1タイル5㎜✖️5㎜の大きさで1タイル〜10タイルを1本ずつ作る。
※ 6以降は、5を1つの塊にします。
10〜100の黄緑色タイル
1)黄緑色の方眼工作用紙を使って、10タイル50㎜✖️5㎜の大きさで10タイル〜100タイルを1本ずつ作る。
※ 60以降は、50を1つの塊にします。
100〜1000の黄緑色タイル
1)黄緑色の方眼工作用紙を使って、100タイル50㎜✖️50㎜の大きさで10タイル〜100タイルを1本ずつ作る。
※ 600以降は、500を1つの塊にします。
タイル盤
1)60㎝✖️80㎝のタイル盤を作る。
※ 実物は左の画像のような感じになります。
以上が梅子さんが通っていた頃の1000のタイル並べでした。
【家庭療育】1〜1000のタイル並べの教え方
1)タイルを3枚提示で1から順番に1000まで並べていきます。
1〜1000タイルまで並べることは何に役に立つのですか?
お金の足し算や引き算の仕方を教えることに有効です。
例えば、「1000円札1枚で498円の肉を買った。」という買い物をするとき、タイルを使って計算すると以下のようになります。
タイル盤から1000タイルを取り出し、左の絵のように、計算盤の一番上の段に起きます。
引く数は、漢数字で表してやると桁がわかりやすいので、数字を教える時、同時に漢数字も教えていくことをお勧めします。
1000タイルを四百と九十と八に切り分けて中段に置き、お釣り502円は500と2に分けて一番下の段に起きます。
この1000タイルを498円に切り分けて、お釣りを出すやり方です。
1〜1000のタイル並べは、計算を量で表しながら数字とタイルと現金が一致することでお金が減ったことを理解できます。
梅子さんもこの課題は何度も教えました。
今は、タイルの素材は変わりましたが、タイルと計算を一致させ、自分の働いた工賃や使ったお金などの帳簿をつけています。
- 1〜1000のタイル並べは、計算をするときに使用する教材
- 数字・量・お金を一致させるために使用
- タイルを切り分けることで桁の意識も出来る
以上が1〜1000のタイル並べの教え方でしたが、他にもタイルや数字について考え方や教え方を解説しています。
ご参考にしてください。
・【家庭療育】重度発達障害児に1〜10のタイル並べの教え方を解説
・【家庭療育】重度発達障害児に1〜30のタイル並べの教え方を解説
・【家庭療育】重度発達障害児に1〜100のタイル並べの教え方を解説
・【家庭療育】重度発達障害児に教える1〜10000のタイルについて解説
では!🌸桜🌸